先の冬コミにて購入した最終コスプレ彼女発行の『次元往復』vol.03は、各論者が思い思いの題材を用い共通テーマのジェンダーについての論を展開するものだが、ジェンダーというテーマが如何様にも解釈出来広げられるものである事もあり、本誌全体の感想とか評価は述べにくい。と言うか、僕が、ここでそういう事を語るつもりは無いって事なんだが。ぶっちゃけ。
一つ是非紹介したい部分が、夏一葉「わたしたちは童貞を知らない」中にあるのだ。 「八十年代的な「恋愛をせねばならない、という同調圧力」を「ラブハラスメント」と呼」(p33)ぶという。僕はこの言葉を知らなかったが、この物言いによって救われた様な気になる者も少なからず居る筈だと思っている。もし、異性を紹介されたり合コンに誘われたりするのが本当に迷惑なら、それはラブハラだ! と一括してやればいい。 参考までに、本誌収録の論考(及び対談)のタイトルを以下に掲げる。 『次元往復』vol.03(最終コスプレ彼女、2006年12月31日) ・北原みのり+小谷真理、司会・夏一葉「対談:魔女っ娘から魔女へ~魔女会議2~」 ・chidarinn「『残酷な神が支配する』における近代家族批判」 ・夏一葉「わたしたちは童貞を知らない」 ・蛇ウロコ「脆弱なサディズム」 ・鈴木燐「倒錯の作法」 ・砂「犬は飼ってもよいか?~押井守『イノセンス』論~」
http://head.usamimi.info/tb.php/22267
|
CATEGORY
≫ 私的 (30)
≫ 日記 (74)
NEW
COMMENT
TRACKBACK
LOG
PROFILE
LINK
TOOL
PRODUCE
BANNER
|