それは確かいつかの三軒茶屋ヘブンズドアで、シュガーフィールズの演奏時間が押してしまっていたか、原朋信氏は、後に控えているヌードルスのお姉さん方に迷惑が掛かってしまうとばかりに、「あ、あと1曲!」と上ずった声で言ったのだった。
シュガーフィールズの話をしようってんじゃなくて、先日のコミティア(コミティア82)の話を。 シカクイハコ(http://www5f.biglobe.ne.jp/~anyu/)から買ったアニュウリズム氏の「一人と一人の声」というC.D.の中ジャケに、「masterd by Tomonobu Hara」と記されていた。 成程、言われてみれば、例えば収録曲の1つ目「飛ぶ鳥」のイントロなどは、シュガーフィールズを彷彿とさせる様な気もするが、作品全体の持つ儚さは、シュガーフィールズのそれとはまた違った独自のものだ。ポップスへの洗練/昇華がなされていないと言えばそうで、故により正直な創作に聴こえる。 メジャーな商品に於ける創作は確実に“演出”されていると断じて構わないだろう。それ等に感動する事はマーケティングに僕等の感情がコントロールされるって事で、だから、僕等がインディー/同人を志向するのは至極真っ当な選択だ。 上掲の氏のサイトで、このアルバム中の2曲程を聴く事が出来る。これは、僕等を搾取しようという商人の意図が介入していないという意味で、つまり本当の意味で、僕等が安心して鑑賞出来る表現だ。
http://head.usamimi.info/tb.php/22308
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