テクノ・ユニット、ドルフの'96年のアルバム「COMPACT DORF」を、久し振りに聴いている。
このジャンルへの志向のきっかけがV.G.M.(ゲーム音楽)であった者は少なくないが、彼等もそうなのではないかと、その音を聴いて想像する。 かつて、僕がファミリーコンピュータやセガ・マークIII等のビデオ・ゲームをプレイしていると、親が嫌がったのは、その音が癇に障るからだという事だった。 逆に、この電子音にハマった人々も大勢居たのだ。 このジャンルでは、電子音声風にアレンジされたボーカルが載せられる事が有るが、インストゥルメンタル曲がメインの当該アルバムにも、それは有った。 「SYSTEM F」でひたすら繰り返される「虚構のシステム 理想の為に」というフレーズは、肉声を機械音声風に加工したものであろう。 その様な嗜好とジャンルは存在する。 即ち、ボーカロイド音楽を否定する理由として電子音声ボーカルへの違和感が挙げられる事が多いが、それは普遍的な根拠にはなり得ない。 (余談だが、ゲーム音楽からテクノへ向かった者は多いが、うねり君は、「ツインビー」や「ファンタジーゾーン」のB.G.M.はサンバのリズムで、とか何とか言って、そこから僕等は久保田利伸等のファンク調のポップスに向かっていった。T.M.ネットワークもファンクとして聴き初めた筈だ(初期のT.M.は実にファンキーなのだ)・ http://tower.jp/item/495314/Such-A-Funky-Thang! ・ http://www.youtube.com/watch?v=NkuxgzZCaqQ )。 ・ http://www2.tba.t-com.ne.jp/adsr/index_j.html ・ http://www2s.biglobe.ne.jp/~yanai/toukou_link/all.html
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