深道が渺茫に挑む。中堅クラスのファイター達を連れて。
フツー、最強レベルに達した主人公が最終ボスに負けた後、そういう展開にはならない。 奇を衒った訳では恐らくないだろう。この作家は、多分そうだと思う。 この展開に関して言うなら、深道の気持ちを考えたら、これは必然で、奇抜でも何でもない事に気付くだろう? やっぱり渺茫を倒せないまんま終わるのなんてイヤだよ! ―そういう事だ。 斬新な発想ってのは、奇を衒おうとするのではなく、ただ素直に考える事で生まれるものなのではないか。「エアマスター」を読むと、そう思わずにはいられない。斬新な展開―各キャラクター達によって起こされる―の全てに必然を感じるからだ。 ストレートとはこういう事であり、素直であるとはこういう事だ。そうすると、斬新=ストレートという等式が成立してしまう事になるが、これが果たして語義矛盾なのか否かは、またいずれ考えよう。
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