アニメ版「エアマスター」の次回予告は、主人公マキちゃんの友人達が好き勝手に喋る形で為されていたが、最終回(第27話)予告はこうだった。
友人達が口々に言うのだ。 「大丈夫、マキちゃんは強い!」 「マキちゃんは負けない!」 「マキちゃんはスゴイ!」 「マキちゃんはカッコイイ!」 そして全員で、 「だから、頑張れ!! 「エアマスター」最終回・「飛べ!相川摩季」!!」 ・・・これに、不覚にもグッときてしまった。何処に? ボキャブラリーの乏しさに(笑)。 主人公マキちゃんは「餓狼伝」の丹波文七ばりの猛者の一人だが、その性別が女性で、年齢が16歳で、身分が高校生なら、彼女自身が「猛者/強いファイター」ってキャラであっても、彼女の友人というのはただの女子高生であり、その友人達にしてみれば、主人公も自分達のクラスメートの、自分達と同じ女子高生であって、あくまでそういう尺度で、「自分達の友達」を応援するのだ。 彼女のやってる事はよく分からない。だけど、友達だから。 その、気持ちのいい違和感、とでも言うべきものに、思わずホロッと、一瞬だがキてしまったのだ・・・。 これはいい作品だったと、改めて思わせてくれる最終回予告だった。 原作の方でも、バトルロイヤル編に入りストーリーがバトル一辺倒になってからも、マキちゃんが「女子高生5人組の一人」であるっていう設定を読者に示す事を忘れていないが、テレビアニメ版は、この作者の意図を忠実に汲んでいたと思う。
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