登山家の後輩が、皆で山頂でまったりしてる時、パーティーの一人、フランスからの帰国子女の女の子は言ったそうだ。
「どうしたの皆!? 楽しくないの? 私楽しくて仕方無いんだけど! もっと楽しもうよ!」 お前がどうしたんだ!? 俺達だって楽しんでるよ! 黙々と登ってきて、今はまったりと休憩してるんじゃねぇか! どうも、フランスやアメリカってのは、楽しい時は楽しそうに振舞わなければならない文化らしい、と彼は言った。 ここで、引用する。フィッシュマンズの詞だ。 「なぐさめもなく やさしさもなく そっと過ぎてく季節を はしゃがないで見守ってた あの人に驚きと感謝込めて」(感謝(驚)) 冒頭の例の後なら、実感出来る筈だ。僕はただ、ずっとこう思って、こう言い続けてきただけなんだ。ひねくれ者を気取ったひねくれ者なんかじゃない。 世に蔓延するポジティビティは自身が如何に暴力的であるかに無頓着で…だから、上掲の詞は「驚きと感謝」って語を含むのだ。
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