友達のうねり君が、最近ニコ動でボーカロイドを利用した曲を漁っては僕に教えてくれるんだが、「中には思いっきり自己を表現している人もいるみたいだね。ライブハウス通いをしていた頃に、どうやらそんな人の匂いを嗅ぎつけるのを身につけてしまった」と言う彼の教えてくれる作品は、どれもエキセントリックなクリエイティビティに溢れている。
そして、遂に送ってきたのがこれ。 アドメニ母ゆーこナリキリん「VOCALOID・アンダーグラウンド・カタログ PART9」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm4652168) ここで紹介されているcentrevillage氏の「mukashi」、hitsuji氏の「頭の中」等々、アンダーグラウンドの名に恥じないものというか、前知識無く当日券でふらっと入ったライブ・ハウスの演目の様、というか(笑)、ある意味ドラッギーというか、ただ耳当たりが心地好いってんじゃない、奇妙なオリジナリティに満ちた楽曲が幾つも幾つもある。 その中から、特に取りを務める大納僧シニア「売れない猫」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm3744704)について。 メロディアスだけれど切なげなポップ・ソング風のボーカルの1フレーズをただ延々と(10分15秒!)ループする。 と、言うだけで、ともすれば相反するある複数のジャンルを1曲で体現してしまったものなのかと思う人も居るかも知れない。 ともかく、ただただ文句無く心地好い。 この曲のボーカロイドは鏡音リンか? もう、本当に“可愛い”と、他の色んなものとの境界線は無くなってしまったのかも知れないな。
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