「アカギ」の原作を知らないので、毎週テレビ・アニメ版に度肝を抜かれている。
時に、アカギ達自身が言う様に、アレは狂気の沙汰だが、実は少年漫画では同じ様な人智を超えた尋常でない世界のハナシが、狂気抜きで描かれている。 恐らくは、作者も読者も含めてその事に気付いていたのは冨樫義博氏だけだ(何があっても天真爛漫で真っ直ぐな桑原に飛影が一目置く、というか、脅威を感じていたのは何故か? 浦飯は、人間を喰った者を前にしてそれを食事と割り切れてしまうお前は、もう人間界の住人ではない、と言われていたが、それこそがマトモな感覚だ)。 MEE「小鉄の大冒険」では、凛ちゃんは強敵の悪役が白旗を掲げ全てさらけ出して寝返ってきた時も許さず、斬り殺そうとした。 それが、フツーの感覚じゃないか(僕個人がそういう「フツーの感覚」を快く思ってないってのはここでは関係が無い)? 昨日の敵は今日の友、な少年漫画的な感覚は現実では難しい。 少年漫画は狂気の沙汰だ。 少年漫画的な世界を現実的に解釈すれば「幽遊白書」の様になるし、アカギやカイジのバトル・シーンは、承太郎とダービーのポーカー勝負とどこが違うというのか。
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