このタイミングでこんな事を言っても、講談社から何かもらえる訳でもないが、高倉あつこ「山おんな壁おんな」はやはり面白い。
シリアスなテーマを扱っても軽いコメディの雰囲気を保ったままなのがいい。 『イブニング』誌今号(No.14)掲載話では、主人公コンビの片方、如何にもマンガっぽい、非現実的な位に天真爛漫なキャラが現実のレベルに引きずり出される。まるで「スラムダンク」の如く(リアル高校バスケの世界に桜木花道を放り込んだが如く)。特異な人物像の“現実に居たらどんなだろう”という解釈もフィクションの醍醐味だ。 が、その醍醐味がT.V.ドラマ版で再現されるだろうとはやはり期待していない。
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