あの塩山氏の著書が今年の4月に出てた。
塩山芳明『出版奈落の断末魔 エロ漫画の黄金時代』(アストラ、'09.04)。 変わらぬ毒舌の為暫し気付かなかったが、これって塩山氏流の回顧録なのか? いずれにせよ良書として紹介されるべき本(まぁある意味)だけど、僕はここから何を挙げよう? 中学生の時買った『ロリタッチ』誌では覚えていないが、高校生の時の『アットーテキ』誌では氏のコラムを読み漁った。10代の頃なんて、エロ漫画誌は純粋にエロ本としてしか読まなかったのにだぜ(20代になると“漫画”として楽しんだり投稿コーナー目当てで買う様に)? 氏は一貫して「編集者」を名乗るが極めて優れたライターでもある、と言っていいと思う。本書も面白い。 が、先に述べた様にこれを回顧録だと思うと寂しい。って内容に全く触れてないな(笑)。 じゃあ一つ、コミックハウス社について。 僕等読者の受ける印象通り、この業界中にあってはクリーン体質だった?様だ。同社編集の本の毛色が違って見えた事に根拠はあったのだ。が故に、塩山氏には「エロ漫画史を語る上でその量的規模にもかかわらず触れる必然性のない社」と斬られてしまうのだが。 でも僕の20代はこの社編集の雑誌と共にあったんだよ(笑)! …所で、三平酒寮については全く同感。「同店のルーズさが貴重」―イエス。同僚の歓送迎会で利用する際、一応ちゃんと予約しようとしたら、店員さんに「(予約は)要らないと思いますよ」と言われた事が(まぁ僕もそう思ったけどさ。でも土曜だし、一応と)。改装前の海の家風の頃の方がよりルーズなカンジでヨカッタなぁ。
≫ おお、お久し振りどす~!
>エキゾ組合の掲示板にも何故か書き込めない あら、マジで!? リーダーに確認してみます。 >似たような青春を送っていたんだなあ それは言うまでもないでしょう、一緒に活動してたじゃないスか(笑)。 >フェロモンブリバリおねーさん好きな嗜好 きさまるさんがブームの口火を切るしかないな。
≫ イカサマ / link / 2009-08-09 02:51 / 81E5zbVg
≫ どうもお久しぶりです~
みんな元気にしてるのかな? 皆電話かけても出てくれないし、寂しい… エキゾ組合の掲示板にも何故か書き込めないし; >10代の頃なんて、エロ漫画誌は純粋にエロ本としてしか読まなかったのにだぜ(20代になると“漫画”として楽しんだり投稿コーナー目当てで買う様に)? ああ、やはり類は友を呼ぶというか…医科夏さんも似たような青春を送っていたんだなあ…w まあ、フェロモンブリバリおねーさん好きな嗜好を変わらず保っている自分としては、 「萌えキャラ」文化の成功は複雑なものがあるけど^^;
≫ きさまる / link / 2009-08-06 19:05 / vMImhtBc
≫ 文字数制限で切れちゃって済まぬ!
>旧弊から逃れて生み出された多くの新しいライトエロ記号に関してもコミックハウス系は案外と大きな役目を果たしていた だね。 エロ本としての機能云々の観点からだけで否定的に捉えるべきって事は勿論無い。 「美少女誌」というジャンル名には寧ろ相応しかった。確かに後の萌え文化へ繋がっていくものだったろう。 …という様なハナシも含めてこの社編集の雑誌を語る同人誌なんか作るのもいいかもなぁ。僕等の周囲にはその資格があるだろう人が山ほど居る、っつーか皆で座談会でもしたい(笑)。 まぁ、いずれにせよ、献杯!!
≫ イカサマ / link / 2009-08-03 03:27 / 7tkyQTaQ
≫ かつてのコミックハウス系のエロ漫画誌の多くはその特色をコンビニで購買可能であるという所に持っていた。コンビニで購買可能とするためには掲載する漫画はエロ度をある程度抑えなくてはならなかったが、これがライトな美少女漫画を開拓・拡大していくことになり、のちの快楽天、ひいては一般誌へその役目を引き継ぐまでコミックハウスは大きな貢献をしたと思う。
旧弊から逃れて生み出された多くの新しいライトエロ記号に関してもコミックハウス系は案外と大きな役目を果たしていたんじゃないか。…なんてことを考えてたらおんなじ様なことがwikiに載ってたね。 作家と読者の擁護も、エロ同人界が化け物化しのちに萌え文化としてメインカルチャーに巨大な花(所詮あだ花かもしれんが)を咲かせるその前夜まで、い
≫ 四方俊男 / link / 2009-08-01 08:38 / fodRLyQ6
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