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今、男が描かれた漫画は西森博之「道士郎でござる」だと思ってたんだが、次号最終回だってさ。
僕の様な者がよりにもよって暴走族上がりのヒップホップ・グループ妄走族の「特攻一番鬼」こと般若を好きだというのもおかしな話だ。
ジブラにフィーチャーされていた般若のラップはただただ挑発的で不快なもので、僕はとにかくムカツイて、で、そういうのを期待して、彼の1stアルバム「おはよう日本」を買ったのだ。 だから、これの1曲目「般若今日」の軽快な陽気さは小気味好い肩透かしだった訳だ。 ハード・コア・ヒップホップの面白い所は、僕等の様な文化部系のマジメ君(? 真面目ってのは語弊があるよね(苦笑))が暴れ狂うパンク・ロックと丁度対照的に、街の不良がヤケに理知的でコンセプチュアルな創作を行う所だ。 今回出たシングル「オレたちの大和」は、映画「男たちの大和」がどんな内容かは知らないが、ともかくこの曲には、不良上がりのミュージシャンがこういうテーマを扱う際に陥りがちなナショナリズムは無い。 ここで歌われているのは素の戦争反対であり、死にたくないという事であり、人殺しを強いる事はオカシイという事であり、かつて日本で今でも世界でそれがあった/あるという事実だ。 前述のナショナリズムとか酔った男の論理とかが全く含有されていないのならば、肉体性を伴わないインテリの訴える戦争批判より、こんなワルのストレートな物言いの方が説得力がある(と言わせてしまう技巧を実は伴っているからだが。でもそれは小賢しさでは決してないのだ、と添えておく)。 知性と肉体性のどちらかを損なうのは、そろそろよそうや。 全く世のヒップホップのイメージたるや。ダブついたズボンのギラついた若者なんか関係無いんだ(と言いたいが、そういうフォロワーを生んでるハード・コア・ヒップホップも僕は確かに嫌いじゃないが)。シンプルなドラムとベースに淡々と肉声が乗る音楽を、僕は好きなだけだ。
片や、ポップなラップっていうと、歌謡曲にラップ乗っけてるものの事なのか。 そうじゃなくて、真っ当に黒いヤツ、と言ったってムーディーなものだけか? 疾走感のあるファンク。今回はそれの話だ。 全く、歌謡ラップとムーディーなソウルに阻まれて、ハード・コア以外のコア・ヒップホップが大衆の耳に触れない。爽やかで疾走感のあるファンク。今回はその話だ。 サムライトループスの話題なんて今更だって言う程には、一般の人達に知られてはいないだろう。僕だって、「ウッドベースの吟遊詩人」タカツキを擁するグループだって認識しか無かったんだ。 最新アルバム「パレット」を聴け。この爽やかで疾走感のあるファンクを。 全く、ジャニーズの奴等がセンスのいい曲を歌ったって、ロック・シーンから、クラブ・シーンから登場してくるミュージシャンの内に“これ”が居ないなら、かつての渋谷系ブームだって何だって、結局何の意味も無い。 ポップスが“ポピュラーな音楽”という既成事実を指すのでなく、多分皆が抱いてる通りの、爽やかでメロディアスで心地好く楽しげでキレイな音色の音楽の事を指すのなら、疾走感のあるファンク―サムライトループス「パレット」が本当のポップスだ。 批評というものの否定が、“禁止”を意味する場合の僕の反論は、批評とは即ち感想であって、それを禁止する事は即ち言葉狩りだ、というものだ。
今回はそっちじゃなくて。 批評(及び個人が感想を口にする事すら)を“不要”とする向き―好きなら好き、嫌いなら嫌いでヨシ、他人にいちいち示す必要は無い、という考え方に。 いや必要、それも嗜好者としての僕等自身にとって、あった方が絶対にいいものだ、と僕は言う訳だ。 「皇国の守護者」という漫画(原作は小説? また調べもしないで僕は紹介する訳だが(苦笑))を、後輩が絶賛と共に貸してくれなければ僕は絶対に読まなかった(存在を知りもしなかったし、知ってても読みはしなかったろう)。 感想は…大変素晴らしい! 私見でいつもの様にレビューをブツなら、戦略・戦記ものをロマンティックに描いた従来の作家達に死を(笑)! 戦記ものに纏わりついた男のロマンは、この作品で払拭された。「シャドウ・スキル」は戦士個人の物語としては、格闘ものとしては大変素晴らしいが、戦記ものとしてはやはり嫌いな部類だ。「シャドウ・スキル」や「ヘルシング」(←戦記ものじゃないけどね)で行われている、魂を打つ言葉で人を動かす行為を、「皇国の守護者」の主人公は、飾り立てた勇気で好意を勝ち取り他人に無茶を強いる偽善だとして、それを行う自分を殺したい程に嫌悪する。これは新しいぞ!? かと言って、道徳的に戦争の悲惨さを訴えるでもなく、日本史の授業で日露戦争について習うが如くの戦争のシーンがただ展開する。その間中、人間達は死ぬ死ぬ死ぬ…。 こんな風に語ってみたが、これは僕のアンテナで引っ掛けた作品では決してないのだ。 君の好みのジャンルのものでも、君が大好きになるであろう作品を君のアンテナだけでは見付けられない。 他人の批評・感想を閉ざした世界では、君の愛する君だけの世界も成り立たないのだ。 村長経由の次なるバトンは、
「今、この時点で自分が異性に生まれ変わったものとして以下の質問に答えてください」 今度も真面目に答えるので、オモシロ珍回答は期待スルナ。 ではっ…。 ◆1.朝起きて最初にすること :オナニー。寝る前も。 ◆2.職業:「今この時点」って事なんで、切実だ! テレフォン・アポインター辺りかな…。 ◆3.どんな相手と付き合いたいか:柳沢教授(30~40代頃の)。 ◆4.自分の自慢できること:あやとりと射的…ウソ。この何も無い僕が女性になったら、もう目も当てられません(泣)。 ◆5.どんな格好したいか:精一杯カッコ付けてタイトなミニなど穿きたいし、パンツ・ルックでボーイッシュにキメてもみたい。取り敢えずフリルは絶対に着ない。…即ち、僕の女性の好み丸出し(笑)。 ◆6.どこに行ってみたいか:男性としての自分と同じ行動範囲を女性として回ってみたい(恐らくそれだけでも、かなり世界が変わるぜ?)。 ◆7.もし生まれ変わったらそんな自分と付き合いたいか:確実に一つ言える事は僕は絶対に魅力的な男性ではないね。 ◆8.このまま生まれ変わったままがいいか、それとも元に戻りたいか:是が非でも戻りたい(今マジに想像して空恐ろしくなっちゃったよ)! ◆9.このバトンを5人の友達に:N.R.に回す…ってのはナシだよな(笑)! アダルトお姉さん大好きなきさまる君は、自分がなるとしたらどうなのか? ここ読んでないと思うけど、最近ネット活動に戻ってきたらしい静沢マキオさん、あと、おだわ君な。そして、今回は四方君の友人世良敬さん・男マンさんならどうなのかに大変興味があるね(まずここは読んでないだろうけどね)! 勿論、ここに名前を挙げた人だけな訳が無い。皆早速答案を作成せよっ。 黒点老師こと伊藤岳彦「宇宙英雄物語」にそれ程思い入れがある訳じゃないが、これのイメージ・アルバムを久し振りに聴いて、やはり凄いと思った(幾つか出てる様だが、一番最初のヤツ)。
この漫画が、オタク系マイナー・コミックの類(『コンプ』連載だったのだからして)であると同時に、古き良きスペース・オペラのパロディ(オマージュとしての)であるという事を実によく踏まえて作られている。 それはヒロイン椎原咲美を演じる林原氏の歌うアニメのそれ風のE.D.の後に、欧州クラシックの名曲を田中公平氏が継ぎはぎした(笑)、オリジナル・スペース・オペラを彷彿とさせる壮大なカーテンコールが控えている所に、端的に表れている。 各声優さん達の演技も原作のイメージそのままだが、主人公の祖父を広川太一郎氏が演じるのは、祖父キャプテン・フォーチュンはキャプテン・フューチャーのパロディだから当然かも知れないが、若かりし英雄時代の彼だけでなく、お調子者のジジイの方の演技もバッチリだ(いや、多少過剰か(笑)。いちいち挿入されるダジャレは、氏お得意のアドリブなんだろうな)。 当時も今もフツーに作られ氾濫しているメディア・ミックス商品の一つとして、こんな名作が何食わぬ顔で在った。 |
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