本来美少女など登場しない劇画に、ストーリーの都合上美少女が登場する場合、その劇画の絵柄で、僕等アニメ・オタク系にはどうにも頂けない女性キャラを美少女と称して出してくる場合と、その作家の絵柄とは異なるアニメ絵風の美少女キャラの上っ面だけ模倣する様なパターンとがある。
前者も頂けないが、後者はもっとヒドイ。その作家の絵柄になってないので、不自然極まりない。 さて。 「ミナミの帝王」「ハイエナの構図」編に登場した借金社長令嬢・矢田菜摘ちゃんが可愛いのは、あの劇画と違和感無い絵柄でかつ僕等のよく知る美少女キャラ風のルックスをしているからであるが、更に、他のもろ劇画顔のキャラ同様に大胆な表情の変化をさせている事によるのだろう。 僕が特筆すべきだと思ったのはこの点で、このタイプの劇画作家が美少女キャラを出す時、前述の後者のパターンでは、そのキャラはその絵柄の世界では“お客様扱い”にされ、美少女キャラを描き慣れてる作家の様な自由で容赦の無い表情の変化はつけられないものだ。 菜摘ちゃんが可愛いのは、借金で青くなったり赤くなったりするオヤジ達同様の百面相を見せてくれるからに他ならない。 「うう……借金地獄ぢゃあああ!」
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