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ジョニー・ロットンのあのボーカルが歌い出された時の衝撃は如何ばかりだったか。
今回の記事のタイトルは本当は相応しくない。 パンク・ロックは世界中で愛されている。 「ドラムのリムやシンバルに突然リバーブを付け、要所要所ディレイをかけてみるとか、ギターのカッティングにフェイザーがかかって、しかもそのウネリ具合が刻々と変わっていったり」(速見直樹、'00、オーガスタス・パブロ「ザ・ヘヴィ&ミスティカル・ダブ・クリエイター」のライナー・ノーツより)するダブもまた、多くのファンを持つ。 低年齢向けの子供番組で音楽をテーマにした勧善懲悪ものを作る際の“悪”に、ノイズやマイナー・コードを当てるのは、妥当か? 「田中フミヤがレコーディング中にスタッフから「あなたのつくっているものは音楽じゃない」と言われ、「じゃあ、君にとっての音楽の定義とは何か?」と聞き返すと、「鼻歌で歌えるもの」という答えが返ってきた、というエピソードが好きだ。このディス・コミュニケ―ションを非常に興味深く思う。そして、おそらくフミヤ氏の意見には反しているのだろうが、僕は「それ」を「音楽」ではないと言う人がいるのなら、「それ」は「音楽」でなくてもいいのだと思う」(磯部涼『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』(太田出版、'04)、p185) そうか、僕等の好きな音は音楽じゃないんだ。そうなんだ。 勿論、そんな事は無い。 あるジャンルが他を否定して排除しようとするなら悪だ。だから、「スイートプリキュア♪」、主人公側が、悪役側のジャンル(ノイズ)そのものをナシ!とするならそれも悪だ。 さぁ、模範的子供番組として落とし所はどうする? オマケ。特に好きだという訳でもないんだが、僕が文句無くカッコイイ音楽、素晴らしい音楽と思うものとして、以下を。 ・http://www.youtube.com/watch?v=QiG0kSdwogc
≫ >「スイートプリキュア♪」
悪役が自らの特徴を悪だと断じていた、が、主人公達はそれを優しく否定した、という落とし方は及第点でしょう。
≫ イカサマ / link / 2012-01-28 16:52 / yLg1hVMM
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