(注ネタバレ)『ヤングマガジンアッパーズ』に連載されていた梶原崇「ゾンビ忍者バクチカ」のラストの台詞は、「生きている」だった(気がする。確か)。
さて。 はっとりみつる「さんかれあ」のT.V.アニメ版はもう何話目だ? 原作を知らないまま語るが、はっとり先生は切ないものをポップに描くのに長けた作家だなぁと思う。 主人公側の視点ならゾンビに取憑かれた少年って事になる事を思うと(マニアの彼自身には望んだシチュエーションなのだとしても)、普通の少女の青春を望んだヒロインは切な過ぎる。 O.P.も好い(E.D.もイイけど)。「絵空事」なんてタイトルで軽快なポップスを、アニ・ソンを歌い上げる。 アニメの主題歌に「アニメじゃない」って名付けて斬新だろうと悦に入る様なセンスからは到底届き得ない切なさだ。 映像も好い。駆けていく主人公と擦れ違った従姉の蘭子ちゃんが彼を振り返る描写等、心理をビジュアルで表現するのが上手い。 登場人物達が何かをアツく訴えるが如くのポーズを取るカットは、何故これを挿れようと思ったんだろう。実に好い。 所で、アキバ・オタク系的スタイルに似つかわしくなくいつもスポーツを絡めてくるこの作者には珍しくインドア趣味ネタ…そうか、蘭子ちゃんが、健全スポーツ要素の名残なのか(笑)。 ・ http://www.youtube.com/watch?v=p4xKC2Ms3UI
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