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パッと見食指は動かないが観ると面白い「妖奇士」だが、考証の正確さもその醍醐味だ。
最近故・杉浦日向子氏監修の『お江戸でござる』(新潮社)で読んだばかりの知識がまんま出てくるものだから、個人的にはひどく興奮してしまうが、それを根拠にこの作品を評すのは避けたい所だ。考証至上主義、リアリティー至上主義をフォローする事になっちまうからだ。 この作品自体、そんなものを至上と考えている訳でもなかろう。 幕末期の江戸の厳密な描写は、全く荒唐無稽な妖怪退治のアニメを心置き無く楽しむ為のものだ。 それよりも、ゴールデン・タイム・アニメの宿命としてのJポップスのプロモーションの役割を負わされる事について、錦織監督がどう思っているか知りたい所だ。 日本のヒップホップがリアルだとかゲットーだとかって言う事を薄ら寒く感じるだろうか。
だが、シンゴ西成と名乗るラッパーが実在する。 先日の「報道ステーション」で、格差の広がる社会の象徴として大阪西成区の事を特集していたが、日本にゲットーが実在するならばそれを歌うヒップホップは虚構ではない。 ジャンク・カルチャーはショー・ビジネスとは無関係な所に存在する。故に後者から見受けられる事は前者を評す際の何の根拠にもならない。 山東ユカ「ヒミツの保健室」は、教師と生徒のコンビが主人公であるが故に、少年/青年漫画の要素と社会人もの(…モーニング系の?)の要素が未分化で混然としている所が大変面白い。学校という空間の捉え方として、最も理想的だと言っていいんじゃないだろうか。
生徒は授業を受けに来る学生であって“子供達”じゃない。教師は給料で雇われる職業以外の何ものでもない。そう捉えないから、おかしな事になるんだよ。 アワーズ次号(今月売り)で、最終回だそうだ。 そんな訳で、友人知人巻き込んでやってたファンタジー同人誌、堂々完結と相成りました(第4号)。参加してくれた皆、サークルK(有難うの意)!
コミティア79(本日、ビッグサイト東4)、「の-08b 時計屋」で。 先の冬コミにて購入した最終コスプレ彼女発行の『次元往復』vol.03は、各論者が思い思いの題材を用い共通テーマのジェンダーについての論を展開するものだが、ジェンダーというテーマが如何様にも解釈出来広げられるものである事もあり、本誌全体の感想とか評価は述べにくい。と言うか、僕が、ここでそういう事を語るつもりは無いって事なんだが。ぶっちゃけ。
一つ是非紹介したい部分が、夏一葉「わたしたちは童貞を知らない」中にあるのだ。 「八十年代的な「恋愛をせねばならない、という同調圧力」を「ラブハラスメント」と呼」(p33)ぶという。僕はこの言葉を知らなかったが、この物言いによって救われた様な気になる者も少なからず居る筈だと思っている。もし、異性を紹介されたり合コンに誘われたりするのが本当に迷惑なら、それはラブハラだ! と一括してやればいい。 参考までに、本誌収録の論考(及び対談)のタイトルを以下に掲げる。 『次元往復』vol.03(最終コスプレ彼女、2006年12月31日) ・北原みのり+小谷真理、司会・夏一葉「対談:魔女っ娘から魔女へ~魔女会議2~」 ・chidarinn「『残酷な神が支配する』における近代家族批判」 ・夏一葉「わたしたちは童貞を知らない」 ・蛇ウロコ「脆弱なサディズム」 ・鈴木燐「倒錯の作法」 ・砂「犬は飼ってもよいか?~押井守『イノセンス』論~」 ポスト・ホビー厚木店(パルコ7階)に、ビギーのフィギュアが!! 一体どの辺の客層を狙ってるんだ!?
あと、「クローズ&WORST」シリーズばかり何体も置いとくのはヤメロ(笑)! 僕等は萌えに行ってるんだっつーの!! (でもオール・ダーティのフィギュアだったら買うかもね(笑)。Enter the Wu-Tang!) |
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